【レポート】あっとほっとピクニック#02『「いざ佐久島」②現地ツアーだん!』のご報告

>>> その①「レクチャー会」レポートから続く。

南川祐輝『おひるねハウス』

翌日いざ佐久島へ。昨日の事前レクチャー(⇒参照)を経て、総勢15名で行って参りました。手のしわを合わせて現れる幸せな(?)、ロプロプ軍手を準備したメンバーのおかげか、天気にも恵まれ絶好のピクニック日和!午前中は、佐久島アートプラン21を手掛けるオフィス・マッチング・モウルの内藤美和さん、池田ちかさん、昨日に引き続き、大同大学准教授の武藤隆先生と共に、佐久島の常設展示を巡りました。



写真右から池田さん、武藤先生、内藤さん


展示場所を巡るスタンプラリーにも参加しました


豊かな自然、文化、海の幸。そしてさりげなく傍にあるアート。
  
松岡徹『佐久島地蔵』と水仙
木村崇人『カモメの駐車場』
大葉邸にて
南川祐輝『イーストハウス2』

私たちははしゃぎました。
 
南川祐輝『おひるねハウス』にて
松岡徹『佐久島歓迎 地福開円満』
午後は、佐久島弘法を復活させようと始まった、弘法プロジェクトの現地見学会(⇒参照)に参加しました。午前は佐久島の海の魅力を。午後は、山の魅力に迫っていきました。

看板にそって辿っていきます。
総勢50人での大移動!
制作した研究室の学生たちが自身で解説。
3回目となる弘法プロジェクト。今回は、名古屋にある8つの大学・9研究室の学生たちが壊れかけた祠のリノベーションに取り組んだ『大学対抗リノベーション大会』です。

当日は、8大学9研究室のメンバーが、制作した祠について解説する現地見学会があり、あっとほっとピクニックもこれに同行。総勢50人で山を上り下り、これまで制作した建築家による6棟の祠もあわせて巡りました。

学生による祠の設計・制作は、『学生チャレンジ企画 佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会』と銘打たれているように、「対抗戦」として、優秀作品賞上位3作品が発表されました。

■「学生チャレンジ企画 佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会」優秀作品賞
(※内藤さんによるツイッタ―での講評まとめ⇒参照

NAITOMiwa
『学生チャレンジ企画 佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会』 優秀作品/優勝(同率首位) 名城大学 生田研究室『合』 写真写りのあまりよくないタイプ。実物の方が断然よい。 http://t.co/IIk3YtXL
NAITOMiwa 2012/03/12 21:15:35
名古屋大学 恒川・太幡研究室『対』
NAITOMiwa
『学生チャレンジ企画 佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会』 優秀作品/優勝(同率首位) 名古屋大学 恒川・太幡研究室『対』 http://t.co/rptB6kG1 「ロプロプ賞」も同時受賞
NAITOMiwa 2012/03/12 21:17:37
名城大学 生田研究室『合』 
NAITOMiwa
『学生チャレンジ企画 佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会』 優秀作品/第三位 愛知淑徳大学 清水研究室『御厨人窟2011』 http://t.co/JO4azCZj
NAITOMiwa 2012/03/12 21:12:54
愛知淑徳大学 清水研究室『御厨人窟2011』
■『学生チャレンジ企画 佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会』ロプロプ賞
loplop_org
それでは本日の佐久島弘法現地見学会について、ロプロプ賞を(勝手に)発表したいと思います!
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みごとロプロプ賞に輝いたのは、名古屋大学 常川・太幡研究室「対」です!(テッテレー♪)
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くしくも公式の優勝作品とかぶりましたが、参加者の皆さん からの、「プロダクトとして、完成度が高かった」「祠だけにとらわれない空間と時間がデザインされていた」「前に座って静かな時間を過ごし、弘法さまと対 話してみたいと思った」…といった感想に支えられ、堂々の1位となりました。
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次点も接戦となり、同着で2作品を迎えました→愛知淑徳大学 清水研究室「御厨人窟 2011」と大同大学 武藤研究室「空海の心」です。
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「御厨人窟 2011」については「光の取りこみ方がきれいだった」「不揃いな石材の組み方が面白かった」「木漏れ日がそそぐ様子を想像してしまった」……といった感想が交わされました。
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そして「空海の心」については、「森の中で白色が映えてきれいだった」「中身の技巧性とプリミティブな見た目のアンバランスが面白かった」といった感想が交わされました。

盛りだくさんな1日となった、あっとほっとピクニック#2@佐久島。オフィス・マッチング・モウルの内藤さん・池田さん、そして武藤先生のおかげで、1日で島全体の魅力を眺めることが出来ました!

「行ってみたいけど一人ではなかなか行けないちょっと離れた美術館にみんなで行こう!」という企画、あっとほっとピクニックテーブル。一度来て見れば「一人でも行ける!」場所になりました。一人で訪れ、作品と対話しながら巡る体験も楽しいだろうと考えながら、佐久島にはまた改めて来たいと思わされました。こうして、人は佐久島を訪れるリピーターになるのでしょうか。

また年内にも、あっとほっとピクニックテーブルができるかもしれません。「一人ではなかなか行けないな。」「この展覧会気になるんだけど」という思いを抱えている方、ぜひ企画を立案してくださいませ!
(文責:@hirotakashi

●facebookにて、他の写真も公開されていますので併せてお楽しみくださいませ(⇒参照)。

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