2013年12月21日土曜日

【レポート】ツキイチテーブル#25

“2013年末の”ツキイチテーブルのレポートをお届けします。

 今回の会場はいつも通りカフェボンタインさんで…の筈だったのですが、
なんとその日はボンタインさん主催『コーヒーセミナー』の開催日でした。
ブッキングミス!
急遽場所を変更、長者町通沿い・1Fハンバーガー店が目印の
長者町トランジット2Fに変更と相成りました。






 さて当月のお題『2013わたしの東海地方BEST展覧会&公演』ですが、
来場したメンバーひと通り「myベスト3」を列挙した結果……

あら不思議、ものの見事にバラバラですw
それもその筈、公立美術館/博物館から個人ギャラリー、出土品からインスタレーションまで
大小様々な展覧会が催され、更に銘銘個人の自由意志のフィルタが掛かる中で
特定のイベントに集中するのは却って不自然になってしまいます。
(※展覧会のベスト3では『あいちトリエンナーレ2013』は対象外としました)

 そんな中でも直近/開催中の展覧会は記憶に残り易いもの。
めでたく票が重複したものでは、名古屋市美術館の
「ハイレッド・センター:『直接行動』の軌跡」展が特に好評価だったようです。
赤瀬川原平「宇宙の缶詰」(1964)のアイデアは、豊田市美術館「反重力展」の
一部作品に”再出現”したりしました。

 一方愛知県「外」のお気に入りがあまり出ず、一極集中の感あり……。
2014年は岐阜・三重・静岡方面にも魅力的な展示があると良いですね。
勿論、東京大阪札幌福岡海外……と足を運べる人は、
予算と日程と体力に応じて無理のないアートの旅を。

そう、俺達の2013年度はまだ終わっちゃいないぜ!
《ロプロプの次回テーブルにご期待下さい!!》




(Written by Hirrani)

2013年12月7日土曜日

【お知らせ】2013年12月19日(木)ツキイチテーブル#25の開催

先月のテレビ塔のくうちゅう美術館へと出張したロプロプのツキイチテーブルでしたが、
2013年のロプロプのしめくくりは、普段と変わらないいつもどおりのツキイチテーブルです。

そんな12月のツキイチテーブルの開催日時が決まりましたので、お知らせしたいと思います。


今回は『2013わたしのBEST展覧会&公演』と題して、今年のBEST展覧会&公演をおのおの選んでおしゃべりします。 東海地方の、展覧会&公演の「myベスト3」を選んでみませんか。

また、twitterをやられている方は、twitter上で

#2013東海ベスト3展覧会
#2013東海ベスト3公演

のハッシュタグをつけて『2013わたしのBEST展覧会&公演』をあげてみようという企画を実施していますので、こちらもよろしければぜひ投稿ください。


○開催日時:2013年12月19日(木)19:00~21:00
○場所:カフェボンタイン(予定) 愛知県名古屋市中区錦3-11-20


※お店の状況により、当日場所を変更する場合があります。
参加ご希望の方はなるべく、下記の方法にてお申し込みをお願いします。
変更の場合はご連絡いたします。

○参加費: 無料 (ただし、お店でドリンク等をご注文ください)
・興味のある方はどなたでもお気軽にご参加ください。
・途中退出、途中からの参加もご遠慮なくどうぞ。

○参加希望受付:イベント名に「12月19日参加希望」と明記の上、
こちらのフォーム→ http://form1.fc2.com/form/?id=741346 からお申し込みください。

2013年12月1日日曜日

【レポート】ツキイチテーブル#24『出没!くうちゅう美術館』

10月のツキイチのレポートに続いて、11月のツキイチのレポートです。

今回は、あらたなツキイチの開催場所となった、名古屋、栄のテレビ塔で11月16日(土)~24日(日)に開催されたアートイベント「くうちゅう美術館」に出張して催しました。


くうちゅう美術館ではさまざまなイベントがなんと会期中は毎日開催されるという中で、ロプロプがツキイチテーブルでタイムテーブルの枠で与えてもらった時間は19:00~20:00までの1時間。ふだんのツキイチテーブルは、長者町プラットフォームや栄のカフェで、2時間くらいかけてのんびりとお喋りしているのですが、今回はガイダンスも短く、参加者の自己紹介もなく、時間厳守で急いで観てまわってから全体で話し合うという、計画段階からなかなかうまくいくか心配なプログラムでした。

くうちゅう美術館のほとんどの作品は2階、3階部分に展示してあるのですが、さすがに全作品を観るのにはあまりに時間が足らなさすぎるということで、苦肉の策として今回は2階部分の展示作品に絞って、鑑賞してまわるかたちとしました。


総勢20名を越える参加者は3グループに分かれて観てまわりました。あまりに短い鑑賞時間の条件下、たくさんを観るよりも気になる作品については立ち止まって鑑賞するようにしました。

展示会場には出展されているアーティストの方も何人かいらっしゃって、なるへそ新聞、日本紙媒体学会のプロジェクトについての展示をしている山田亘さんからは、短い時間ながらも詳しく展示やプロジェクトについて解説をしていただきました。

20分くらいでせかせかと観てまわって(とはいえ気になった作品があったら思い思いおしゃべりをして)、19:30にはやや強引に鑑賞を打ち切って、全参加者が3階会場奥のイベントスペースである『クラウドステージ』に移動しました。




各々が気になった作品について話すことをきっかけとして、見方や意見を述べて、言葉にすることで、作品やプロジェクト、展示空間などについて楽しんでもらえたように思います。

ロプロプではいつも行っているような、参加者同士で鑑賞したり、作品についておしゃべりしたり、ディスカッションしたり、意見を共有したりということが、そもそも好きな人がいればもちろんそうでない人がいるわけですが、これをきっかけとして、言葉としてアウトプットすることに何かしら思うところがあってもらえればと、実施した立場として思いました。

今回はくうちゅう美術館で開催したということで、出展アーティストやプロジェクトに参加しているメンバー、くうちゅう美術館のボランティア、くうちゅう美術館にはじめてきたお客さん、いつものロプロプに参加するひとたちと、多様なひとが集うかたちとなりました。



ツキイチテーブルが終わっても参加者の多くはその場に残って、直後に始まった美容師さんによるライブヘアカットを見てわいわい喋りながら、各自がおしゃべりの続きをしたり、自己紹介しあったりと、くうちゅう美術館のテレビ塔の空間は居心地よく、夜遅くまで楽しい雰囲気は続いていました。


(田中)