2012年4月30日月曜日

【お知らせ】あなたの「こんなゲストにこんなアートの話を聞きたい」お寄せください!

こんにちは、ロプロプの水餃です。今回は、「こんなゲストにこんなアートの話を聞きたい」
アイデア募集のご案内となります。

ツキイチテーブル #05 でもご報告(⇒参照)したとおり、
ロプロプは「あいちモリコロ基金」から助成を受けています。

あいちモリコロ基金(公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金)
市民の自発的な社会貢献活動を広く支援する基金です
平成24年度初期活動(前期)助成団体一覧(※PDFファイル)





これを受けて、「スキルアップテーブル」(=分科会)をもうけ、
同基金の助成のもとでゲストを招聘し、ロプロプメンバーのスキルアップをめざします。

2012年4月23日月曜日

【お知らせ】2012年4月27日(金)ギャラリーホッパー#02 『魔術/美術 幻視の技術と内なる異界』と 5月14日(金)ギャラリーホッパー#03『460人展』の開催


ギャラリーホッパーテーブルは「気軽にどんどんギャラリーや美術館に行ってしまおう」という集まりで、他のロプロプ企画同様、誰でも参加できます。
ホッパー(hopper)とは「次から次へと移動する人, 移り歩く人」。
初回は、愛知県立芸術大学の卒業制作展にお邪魔しました。
(そのときのレポートはこちら

ゴールデンウィークに入ることだし、そろそろホッパーの血が騒ぎますね、
ということで4月のツキイチテーブルで企画が2つ決まりました。
ぜひお気軽にご参加ください。

2012年4月21日土曜日

【レポート】ツキイチテーブル#05『ロプロプ2012年度の予定を考えよう2』のご報告

さる平成24年4月18日(水)に、ツキイチテーブル#05「ロプロプ2012年度の予定を考えよう2」を実施しました(※イベントの概要は、こちらの記事をご覧ください)。


今回は、新コーナー「3分間トーク」で盛り上がりつつ、企画のスケジュールをいくつか決めることができました。

1. 新コーナー「3分間トーク」

今回から始まった新コーナーです。

|ルール1 ひとりが「なんでも好きなこと」をしゃべる。
|ルール2 お題はアート(舞台や音楽、映像含む)に関わること限定。
|ルール3 持ち時間は1人3分間を厳守。

 こんなルールのもとで、参加者が思い思いのトークを展開しました。内容はこんな感じ↓

2012年4月18日水曜日

【資料】2012年4月4日(木)トリ勉リターンズテーブル#02『五十嵐太郎研究会』資料


タイトルのとおり、勉強会に使った資料をここにおいておきます。

★当日使ったプレゼン資料です。

20120404五十嵐太郎研究会
くわしく見る場合は、こちらをクリックしてください。
元の資料をダウンロードする場合は、こちらをクリックください。

★「発表3」では、ロプロプであいちトリエンナーレ2013の記者発表を取材させていただいたのでその模様をレポートしました。
Twitterで行った記者発表の実況まとめはこちら


【レポート】トリ勉リターンズテーブル#02『五十嵐太郎研究会』


あいちトリエンナーレ2013について今から勝手に自習しよう!
という集まり「トリ勉リターンズテーブル」。
2回目は4月4日に芸術監督の五十嵐太郎氏についての勉強会を行いましたのでレポートします。
タイムテーブルはこんな感じでした。

________________________________
発表1: 概要紹介(経歴と主な著書・活動)
   
発表2: 五十嵐氏の仕事~国際展・コンペなど  
   
発表3: レポート:あいトリ2013記者発表&studio velocity展トーク
   
発表4: エヴァ好きが紹介する五十嵐氏のエヴァンゲリオン論
  (→ 担当者が急きょ仕事で来られず、いずれリベンジ予定)

質疑応答&フリートーク
 ・人物像
  ・あいトリ2013の予想
  ・あいトリ2013で五十嵐監督に期待すること
 ________________________________

今回も発表者に専門家はいなかったのですが、それでもできることは色々ありました(冷や汗はたくさんかきました・・・)。
まずはみんな、経歴概要を知るにつけ、五十嵐監督の精力的な仕事ぶりに感嘆。お仕事紹介の一環として、何冊かの著書の回覧に加え、発表者の一人が取り寄せた、せんだいスクール・オブ・デザイン 五十嵐スタジオ作成の冊子『s-meme』2号3号開封の儀も行われました。そして参加者の大半は美術ファンだったのですが、2010年と比べて新たな要素である「建築」に俄然興味が。前回の「石上純也勉強会」と今回で、建築に対する好奇心がますます刺激されたようです。

最後のフリートークでは:

2012年4月16日月曜日

【お知らせ】2012年4月18日(水)ツキイチテーブル#05『ロプロプ2012年度の予定を考えよう2』の開催

ようよう春めいてきた今日この頃、
みなさまいかがお過ごしですか?

ロプロプが実施する直近の企画について、
以下のとおりご案内いたします。

今回も直前の告知になり、申し訳ございません。

【ツキイチテーブル#05「ロプロプ2012年度の予定を考えよう2」】

■開催日時: 平成24年4月18日(水)19:00〜21:00

■会場:名古屋市中区錦2-13-28 龍屋ビル3階
| アートラボあいちから徒歩5分
| 地下鉄「伏見」1番出口から徒歩10分
| 地下鉄「丸の内」5番出口から徒歩15分

■参加費: 無料

■概要
毎月恒例のツキイチテーブル。4月は前月に引き続き、
本年度9月までの企画案を、ギュギューっと練りこむほか、
新コーナー「3分間トーク」も始まります。

前回の内容は、こちらからご覧ください。
http://blog.loplop.org/2012/04/vol42012.html

おもな内容は、

1.新コーナー「3分間トーク」

3月のツキイチで出た案として、
今月から【3分間トーク】コーナーを
設ることになりました。
毎回ツキイチテーブルの最初に実施して、
ワイワイと情報や意見の交換ができたらいいなと思います。

*3分間トークのルール*
その1・ひとりが「なんでも好きなこと」をしゃべります。
その2・ただしお題はアート(舞台や音楽、映像含む)に関わること限定。
その3・持ち時間は1人3分以内厳守。

話す内容は、例えば:
・私が薦める展覧会・舞台公演
・私がアーティスト○○○にはまっている理由
・今度こんな展示・舞台やります
・私の妄想を聞いて 〜こんな企画があったらいいな
・私の主張:○○○はこうあるべきだ

などなど、何でも可、宣伝もOKです。

3分のトークなら準備無しでぶっつけ本番可、
ちょっと緊張してもすぐ終わります。
聞く方も、3分ならつまらない話でも我慢できます(笑)
「ちょっと聞いてよ」のノリでやってみませんか?

2.ギャラリーホッパーテーブルやシアターホッパーテーブルの具体的な内容ぎめ。

(前回アイデアのでた、愛知県美・マジュビジュ展、市民ギャラリー矢田・460人展、越後妻有トリエンナーレなど)

3.ロプロプに来てもらいたいゲストを話し合おう。

(今年度の取り組みとして、ゲストをお呼びすることが決まっています。
ぜひ呼びたい、話を聞いてみたい、そんなゲストを話し合いましょう)

興味のある方、どなたでもご参加お待ちしております^^

■申し込み方法:
イベント名に「4/18参加希望」と明記の上、以下のフォームからお申し込みください。
http://form1.fc2.com/form/?id=741346

当日の飛び入りでの参加もOKです。

2012年4月14日土曜日

【レポート】ツキイチテーブル#04『ロプロプ2012年度の予定を考えよう』

きたる3月30日に実施された、 ツキイチテーブルVol.4「ロプロプ2012年度の予定を考えよう!」のレポートです。

今回は、平成24年度にどんな取り組みを手がけていくのか、みんなで考えました。


※イベントの概要は、告知の記事(⇒参照)をご覧ください。



まずは、初回のツキイチテーブルVol.01で出てきたアイデア(⇒参照)について、以下の二つに大別した上で、いまあるアイデアのストックを確認しました。
  1. もう取り組みが始まっているもの(=それ用の“テーブル”ができたもの)
    1. ツキイチテーブル
    2. あっとほっとピクニックテーブル
    3. ギャラリーホッパー テーブル
    4. VTSテーブル
    5. アーティストトークテーブル
    6. トリ勉リターンズテーブル
  2. まだアイデア段階で止まっているもの
    1. 初回のツキイチテーブルVol.01 で出てきたアイデア
    2. それ以降のロプロプを通じて出てきたアイデア
そのあと、今年度がどんな一年になるのか、そしてどう取り組むべき=ロプロプの活動の原則について、話し合いました。

【資料】2月25日(土)トリ勉リターンズテーブル#01『石上純也勉強会』記録映像集

平成24年2月25日におこなわれた、Arts Audience Tables ロプロプ主催「トリ勉リターンズ 石上純也勉強会」の記録映像です。



※別ウィンドウで開く場合は、コチラをクリックしてください。

イベントの詳細については、以下の記事をご覧ください。
  1. イベントの概要(⇒参照
  2. 豊田市美術館 能勢陽子学芸員への取材メモ。(⇒参照
  3. 開催後のレポート (⇒参照

2012年4月10日火曜日

【レビュー】豊田市美術館「みえるもの/みえないもの」展 140字レビュー


2月5日に実施した、あっとほっとピクニックテーブル#01
「豊田市美術館で現代写真を楽しもう!」。

常設特別展「みえるもの/みえないもの」を見てきました。
(そのときの様子はこちら

参加したみんなで140字以内のショートレビューを書いてみました。
既にTwitterではご紹介したのですが、こちらにまとめておきます。

2012年4月9日月曜日

【レポート】あっとほっとピクニック#02『「いざ佐久島」②現地ツアーだん!』のご報告

>>> その①「レクチャー会」レポートから続く。

南川祐輝『おひるねハウス』

翌日いざ佐久島へ。昨日の事前レクチャー(⇒参照)を経て、総勢15名で行って参りました。手のしわを合わせて現れる幸せな(?)、ロプロプ軍手を準備したメンバーのおかげか、天気にも恵まれ絶好のピクニック日和!午前中は、佐久島アートプラン21を手掛けるオフィス・マッチング・モウルの内藤美和さん、池田ちかさん、昨日に引き続き、大同大学准教授の武藤隆先生と共に、佐久島の常設展示を巡りました。

【レポート】あっとほっとピクニック#02『「いざ佐久島」①レクチャー会だん!』のご報告

さる3月9日、あっとほっとピクニックテーブル#02「いざ佐久島」の事前レクチャーを実施しました。


 「事前」とついているのは、続く11日に佐久島へ渡り、「佐久島弘法プロジェクト2012(⇒参照)」の現地見学会に参加したから。その下準備として、事前に佐久島のあゆみ、アートとの関係、そして現在について学びました。

前半は、ロプロプのスタッフ(私)が作ったレジュメをもとに、佐久島がアートに出会うまでを振り返りました。「佐久島だから成立するアート」の背景をより深く理解できるよう、地理、歴史、産業、人口の動態などについて広くご案内できたと思います。

2012年4月4日水曜日

【レポート】ギャラリーホッパーテーブル#01『愛知県芸大卒展を見に行く』

今回の「愛知県芸大卒業展を見に行く」は、ギャラリーホッパーテーブルとしての初めて3月3日に行われました。
当然ながら、この時期は各大学の卒展。
毎年見に行ってるけど、点数が多くて疲れちゃうという感想が多い。


卒業展示は見ごたえがあるからこそ、作家を見つけて話を聞いたり、何人かで見ることによって違う目のつけどころがちがったるすることによる発見があった。


今回の参加者は、10人という会場内を動きまわるのにちょうどよい人数でした。
土曜日でもっと混み合っているかと思いきやゆったりと見ることができました。




参加者は結構個性的で、来年のトリエンナーレに備え、今から地元の作家を見つけようという意気込みで参加された方、卒展制作者に劇団員の子どもがおりこの機会に見ようという劇団のメンバー2人に参加いただいたり、一度見に来たけど、卒展制作者とのトークがあるならぜひとも参加しますという方、2時間はいろんな作品の話をしたり、卒展制作者をつかまえていろんな質問をしたりの楽しい時間でした。


もちろん、何人かで動くこと、時間の制限をもうけてしまい一作品ずつの時間が短いとかありましたが、ホッパーテーブルとして見て回る・聞く・話すが気軽にできる観賞会がこれからもあってよいという期待が寄せられました。







今回の会場では、日本画の杉佳子さん、油画の横井奈穂子さん、彫刻の大川友希さん、後藤あこさん、大澤実織さんに作品解説をお聞きしました。
ありがとうございました。
 

第二弾も、ギャラリーホッパーテーブルを検討して行きますので、ぜひともお気軽にご参加ください!


【K.F


【レポート】アーティストトークテーブル#01『タニシK アーティストトーク&ギャラリーツアー』

219日。
長者町のギャラリー「スタンディングパインキューブ」をお借りして、
「アーツチャレンジ2012」出展だった「タニシK」さんのアーティストトークを
赤井あずみさんの進行で行いました。
急の企画でしたが、出展中のほかの作家さんも含めて参加がありました。
「アーツチャレンジ2012」の出展作家の中では、唯一「映像作品」の方でした。
「タニシK」は当然のごとく、ハンドルネームで 未だに本名はわかりません。
タニシKの「映像作品」は芸術文化センターの2Fフォーラムの西日射す場所に
放送局『TNK news』を開局し、誰もが「発信」できる場所をなしている。
ニュースキャスターとして、長者町・大須で出会った人たちに「インタヴュアー」としてインタヴューをした、
ここでしか見ることのできない「ニュース番組」が制作され「映像作品」として流されている。
作品に参加ということでは、「自分に起きた事件」をホワイトボードに張り付けてゆくわけで、
私も「私に起きた大事件 一生の不覚」を書き、ギャラリーツアーの折に
本人がギャラリーの前で読み上げるものであった。
それはまるで筒井康隆の『俺に関する噂』のようなもので、
「えーあの人が あんなことを」と 本人を知らずとも「事件」が知れわたるわけだ。
タニシKの作品は、これまで「2005横浜トリエンナーレ」に向かう京急電鉄車両の中での
「アテンダント」があり、その「映像作品」をアーティストトークで見る。
本人は「アテンダント」の扮装で「飲料品を載せたカート」を押して、突然、乗客の前へ現れるわけだ。
「アテンダント」なんてありえない通常車両の中を、無料の飲料を配りながら、
乗客と会話をするという「はなれ技」をして見せる。
映像を見ている側はそんな「ゲリラ的」なことして、「捕まらないか」とドキドキさせられた。

司会の赤木さん(左)とタニシKさん(右)
彼女はトークのなかで「関心空間」という言葉を使い、
「関係性を明らかにする」行為をなしている。
国民性による違いをみるため、同じ「アテンダント」を韓国ソウル スペインバルセロナの地下鉄で行った。

「孤独死」で亡くなってゆく人の多い都会において、
彼女のなす「行為」は「他者から承認されて生きていたい」という「欲望」に根ざしている。

傍からみると 「そうでしかアートは成立しない。」という反語になったりしながら突きつけられる。
この「アテンダント」以外に個人の大事なものを 特定の人にお届けする「郵便屋プロジェクト」も成してきた。




「関係性そのものがアート」である。
どんなハプニングも含めて、そこで起きた「出来事」によって、
アートを「現実存在」「時間的存在」である証として、
「あの時あの場所での思い出のなかに封じ込める」ことを
「私という存在」が関与した「存在空間」とした。
ありえべからざるゲリラ的「アテンダント」。
どこからとも届けられる「お届け物」。
そして、街頭での「インタヴュー」のすべては、
日常性を「揺さぶられた」側のなかに「届けられた時間」が「想起され、日常の思い出」が現れた。
ギャラリーツアーは展示スペース会場で「個々に起きた出来事」はお笑いのネタではなく、
「記事」として、放送局『TNK news』を開局した。
私も記事が読まれた時、自分から離れ「存在空間」の「出来事」として、展示スペースに投げ出された。
さて、「タニシK」は「関係性そのものがアート」は彼女のアートの営為という「振り子」の一方の頂点とすると、
もう一方の頂点は「毎日欠かしたことのない」という「ドローイング」の日常性もいつか、「作品」として世に送り出されるときに見てみたい。
いったい 「タニシK」さんの素顔はどんな方なのだろう。

【K.F】