2012年4月9日月曜日

【レポート】あっとほっとピクニック#02『「いざ佐久島」①レクチャー会だん!』のご報告

さる3月9日、あっとほっとピクニックテーブル#02「いざ佐久島」の事前レクチャーを実施しました。


 「事前」とついているのは、続く11日に佐久島へ渡り、「佐久島弘法プロジェクト2012(⇒参照)」の現地見学会に参加したから。その下準備として、事前に佐久島のあゆみ、アートとの関係、そして現在について学びました。

前半は、ロプロプのスタッフ(私)が作ったレジュメをもとに、佐久島がアートに出会うまでを振り返りました。「佐久島だから成立するアート」の背景をより深く理解できるよう、地理、歴史、産業、人口の動態などについて広くご案内できたと思います。





※ここで使用したレジュメはこちらです(⇒参照)。


後半では、佐久島に関わりの深い大同大学准教授・武藤隆先生に、佐久島で観ることができるアート作品の数々と「佐久島弘法プロジェクト2012」について、ご教授いただきました。

作品のスライド写真をもとに「なぜその場所で」「こう云うモチーフで」「こう作られたのか」をご説明いただくと、(それらの作品が)いろいろな意味合いをもって佐久島の歴史や風土にちなんでいることがよくわかりました。※註



また、「佐久島弘法プロジェクト2012」についても、佐久島の過去と今を繋ぐリノベーション企画として、参加者の関心もひときわ高かったと思います。




佐久島についての高い関心度がうかがえたレクチャー会。参加者も20名をこえ、「現地ツアーには参加できないけれど」と、この回だけ参加されたかたもいらっしゃいました。地域に根ざすアート・プロジェクトの一片を知ることができたところで、ぜひせひ現地にも足を運んでくださいね!
武藤先生&参加されたみなさま、ありがとうございました!

>>> その②「現地ツアー」レポートにつづく。

(文責:水餃


※脚註:
なお、佐久島のアートプロジェクトは、大きく分けて2期に分かれます。平成8年(1996)に始まった「弁天海港佐久島プロジェクト(⇒参照)」。そして、平成13年(2001)に始まり、いまも続いている「佐久島アートプラン21(⇒参照)」。現存する作品のほとんどすべてが、後者のプロジェクトによるものです。

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