【レポート】第3回『観る・書く・伝えるアートレビュー筋トレテーブル2014』

引きつづき筆を磨いております「アートレビュー筋トレ」講座、平成26年9月13日におこなった第3回のレポートです(※アートレビュー筋トレってなに?という方は、こちらをご覧ください⇒参照)。

講師の福住廉さんがお休みの今回は、受講生による自主勉強会となりました。


おもな内容はこんな感じです。
  1. 講座第2回目の振り返り
  2. 豊田市美術館「ジャン・フォートリエ展」レビューの合評
  3. アートレビューに関してあれこれお悩み交換
  4. 札幌国際芸術祭、鞆の津ミュージアムの紹介
1. については、1週間前の講座でヨコハマトリエンナーレ2014 を訪問(※参照)したため、写真を見ながらその感想を共有しました。

同回では、アートレビュー紙「HAMArt!」のスタッフと交流したため、その内容についてもメンバーで共有しつつ大いに盛り上がりました(※同紙は、本講座講師の福住さんが横浜で手がけたレビュー講座の生徒さんが主体となり、発行されています⇒参照)。

2. については、岡崎市美術博物館の千葉真智子学芸員による展評を題材に、想定すべき読者層や紙幅の乏しさや文体など、いろいろな角度から読み込みました。

3. については、レビューを書く“産みの苦しみ”と書き直しを繰り返すなかでのあれこれを、率直に話し合いました。「感想文と批評の違い」、「主観をどこまで持ち出すか」、「書きたいことを削れない」など、悩みは尽きません…。

4. については、参加者が観てきた遠方の展覧会について、写真を見ながら情報を共有しました。出典不明の格言に「すべての展覧会を観ることはできない、を3回復唱して心を静めなさい」とありますが、気心の知れたアートファンから様子を聞くだけでもだいぶ心は静まりますね:-)




そんなこんなでいよいよ「アートレビュー筋トレ」講座も後半戦です。参加者一同、ラストスパートをかけてがんばります!めざせレビューマッスルムッキムキ!!

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