【レポート】 ツキイチテーブル#33『おしえて!夏に観たもの秋に観るもの』

間があいてしまいましたが、ツキイチテーブル#33「おしえて!夏に観たもの秋に観るもの」(→参照)のレポートです。

今回はインディペンデントキュレーターの原田真千子さんをお招きしてお話を伺ったほか、恒例の「アートなおしゃべりサロン」を実施しました。



原田さんのレクチャーでは、おもにあいちトリエンナーレ2013 のお話と、車屋美術館で手がけられた現代美術展「Mother/Land」(→参照)のお話を伺いました。

あいちトリエンナーレ2013 では、アシスタントキュレーターとしてゲッラ・デ・ラ・パスを担当されたとのことで、制作に際しての苦労話や背景をくわしくお話しいただきました。さまざまな幸運にめぐまれつつ、岡崎の地で作家の表現がのびのび展開された経緯がよく分かりました。


そのゲッラ・デ・ラ・パスも参加した「Mother/Land」展については、栃木の公営美術館を舞台に現代美術展をどう設定したのか、限られた(時間的・金銭的)猶予の中でキュレーションの妙はどこにあるのか。多国籍にわたる招聘作家の紹介も交えつつ、興味深いお話を伺いました。

質疑応答では、キュレーター職のありかたや「MOTHER/LAND」展の企図をめぐって、参加者からの質問が相次ぎ、大いに盛り上がり……つづく恒例「アートなおしゃべりサロン」を押してしまいました:-)



はじめて参加されたかたも多かったため、「アートな~」では自己紹介も交えつつ最近観たもの、これから観るものをご紹介いただきました。そこで名前が挙がった主な展覧会、公演は以下のとおりです。


みなさんのいろいろな興味・関心事に触れると、視野になかったイベントを知ることができて楽しかったです。私だけが知っているこれをみんなススメたい!、そういう思いが人を動かすのかもしれませんね。

というわけで、次回のツキイチテーブル#34 はもうすぐ開催となります。間際となりますが、引きつづき本ブログやフェイスブックページのチェックをよろしくお願いします。ではー!(文責:山岡)

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