【レポート】ツキイチテーブル#02『あったらいいな!こんなアートな勉強会』のご報告
みなさまこんにちは。
去る1月18日、「ツキイチテーブル」(月に一度の公開ミーティング)2回目、「あったらいいな!こんなアートな勉強会」が開催されました!
今回はご案内が遅くなってしまったにもかかわらず、10名以上の参加者が集まり、楽しくそして濃い、話し合いが行われました。
そしてそして!
前回までのミーティングで出ていた案を元に話し合った結果
ひとつの勉強会テーブルが 遂に始動することに・・・(ニヤリ) →以下をお読みくださいね^^
では、ツキイチテーブル詳細報告、いってみよー
1、前回の振り返り
これまでのミーティングから今回までの流れを簡単に説明しました。
2、あいトリ2013勉強会テーブルについて話そう!
2013年あいちトリエンナーレに向けて、参加作家や関連のトピックスについて知っていきたい!
という希望が多かったことを受けて、まず発表されている4名の作家
→青木野枝さん・石上純也さん・奈良美智さん・名和晃平さん
について語り合い、その中からはじめに石上純也さんをテーマとした勉強会を開催することに。
(石上純也→建築家。日本建築学会賞受賞、ヴェネツィアビエンナーレ第12回国際建築展で、2010年に金獅子賞を受賞。)
担当者1名と補佐に2名の方が立候補し、作家について、基本情報も含めて掘り下げる自主勉強会としてまず始まります。
●以下は意見としてでたもの●
・今後発表される作家も順番に取り上げていく(トリエンナーレボランティアさんの関心も高い)
・勉強会は毎回担当を募る。まず基礎情報を担当者が集め、そこから調べる人、発表する人を割り振っては。
例:「何か展示を見てきた人に情報や感想を話してもらう」「関連書籍を調べてくる」「作家についてのレビューを集めて評価を知る」etc.
・1回で次の作家に行ってもいいし、「初級編(基礎)1回、上級編(読書会や特定の切り口で)1回」のような形でもいいかも。
・その作家に詳しい地元美術館の学芸員など、専門家の話が聞けるチャンスがある場合は依頼してみる。
・あいトリ2013の時に鑑賞者やボランティアさんが使えるような、まとめ資料を作ってはどうか。
最後に日程について、一般の方もお仕事帰りに参加しやすい平日夜?という意見が出ました。
ほか、今後続けていくにあたっての頻度や、作家が増えた時にどうしていくか、という意見も、課題として出ました。
3、あったらいいな!こんなアートな勉強会 を語ろう
その場にいる全員で、これまでに出ていた意見(付箋で保管していたものをまた紹介)を
一度ざっとおさらいした後、更に興味や関心のあることで「勉強会」のアイデアを出し合いました!
▼以下、出た意見ラインナップ▼
●アーティスト・作品について知りたい 編●
・アートで英会話。外国人アーティストと話そう!
・アーティスト・ラン/アーティスト・イニシアティブ/継続可能なユートピア
・元ネタをたどる会(アーティストが影響を受けた音楽や作家、作品の由来などを探る)
・丹下健三を知る
・ひとつの有名な作品ができるまでに、どんな歴史があるか?(作家のターニングポイントや作品ができたきっかけなど)
・たまたまいるアーティストと語ろう!
・パフォーミングアーツガーデンに参加されたアーティストの勉強会
●アート全般について知りたい 編 ●
・作品ができるまでの舞台裏を知ってみよう(美術作品だけでなく、舞台-パフォーミングアーツの文字通り舞台裏など)
・ディープな読書会 (美術評論や美術書、作家の書いた言葉(著作)を読む)
・展覧会や劇場(ダンス・演劇公演)に行く前に聞きたい話!が聞ける勉強会(行った人に話を聞いたり。聞くと10倍楽しめる!)
・アート関連映画鑑賞会(例:赤い風車、ポロック、ブリューゲルの動く絵 等。観てきて感想を語り合ったり、上映したり)
・建築と美術の歴史勉強会 (『建築』の分野が、どのようにして『美術(アート)』とつながってきたのかを知りたい)
・美術の教科書に載せたい、または載るであろう愛知県ゆかりのアーティスト・作品予想ランキング(トリエンナーレ会期中)
・体を使って体験する勉強会。例えば静岡の「ロダン体操」など。実際にやってみたり。
・アート映画漫談&ビデオ図書館構想 (専門家の方を招いて、普段あまり知られていないようなディープな映画作品の魅力を知る)
●活動を蓄積・アーカイブ化していきたい 編●
・なんでもアーカイブテーブル(参加者が見たり体験したアート情報を、ツキイチでもいいから集まって収集・アーカイブ化する)
・日本のアートプロジェクト・国際展探訪(内容をはじめとして、運営主体や規模、財政、ネットワークなども調べて蓄積。
誰でも参照できるような形で残していく。簡単に、行った人がまとめの場を作って、話したことを記録したり)
・日本のアートセンターめぐり(経営方法や規模、主体、財政基盤、ネットワークなども調べてアーカイブ)
・アートラボあいちの使い方(他のアートセンターの事例に詳しくなって、アートラボあいちにも還元→応援しよう)
・アーティストのツイッター語録アーカイブ
●その他~(勉強会に限らないもの)自ら発信、提案しちゃおう 編●
・パフォーミングアーツを安く観るには (例えばこの地域で無料で行われている関連の情報がすぐわかるといい)
・長者町行軍ワークショップ(一般の人でも気軽に参加できるパフォーマンスを考えて、みんなで町を歩いてみたり)
・伏見の駅の壁面を、現代アートで染め上げる方法を考えちゃおうデスク(2013あいちトリエンナーレに向けて、企画を提案したい)
・ブログを開設するところから始めるアートブログ講座(Webでの登録の仕方から始まって、作品写真の撮り方など技術的な部分もサポート)
4、振り返り、今後の告知
今回の話し合いを振り返って、決定事項の確認などを行いました。
その中で、実際にテーブルを実現していく時の流れについてや、
「ある程度のシステム化も必要」「誰がどう関わっていくか」など、引き続き考えるべき課題も明確に。
後、参加者同士で告知やオススメ展示等の情報交換を行い、終了しました。
******************************************************************************************************
今回の話し合いは、キックオフミーティングでの成果をふまえて
更にテーブルの実現可能性を探るような展開になりました。
前半は、勉強会の最初のテーマとして取り上げることになった石上純也氏について
資料を前に熱く語る方や、逆に作家さんについてよく知らない方は興味を持って聞いていたり
それぞれが違う視点を持って意見や疑問を出し合ったりと、プチ勉強会のような雰囲気に!
そして後半は、前回出ていた意見を下地に、参加者それぞれが書いたアイデアを
順番に皆で読みながら意見交感の場を持ちましたが
これいいね!な意見や、どういうこと?な疑問、知らなかった!という発見や驚きが次々に生まれ
その交流自体がとても刺激的でわくわくする時間になっていたように思います。
また、今回出た意見やアイデアは、前回よりも少しだけ進化していたようにも感じました。
去る1月18日、「ツキイチテーブル」(月に一度の公開ミーティング)2回目、「あったらいいな!こんなアートな勉強会」が開催されました!
今回はご案内が遅くなってしまったにもかかわらず、10名以上の参加者が集まり、楽しくそして濃い、話し合いが行われました。
そしてそして!
前回までのミーティングで出ていた案を元に話し合った結果
ひとつの勉強会テーブルが 遂に始動することに・・・(ニヤリ) →以下をお読みくださいね^^
では、ツキイチテーブル詳細報告、いってみよー
1、前回の振り返り
これまでのミーティングから今回までの流れを簡単に説明しました。
2、あいトリ2013勉強会テーブルについて話そう!
2013年あいちトリエンナーレに向けて、参加作家や関連のトピックスについて知っていきたい!
という希望が多かったことを受けて、まず発表されている4名の作家
→青木野枝さん・石上純也さん・奈良美智さん・名和晃平さん
について語り合い、その中からはじめに石上純也さんをテーマとした勉強会を開催することに。
(石上純也→建築家。日本建築学会賞受賞、ヴェネツィアビエンナーレ第12回国際建築展で、2010年に金獅子賞を受賞。)
担当者1名と補佐に2名の方が立候補し、作家について、基本情報も含めて掘り下げる自主勉強会としてまず始まります。
●以下は意見としてでたもの●
・今後発表される作家も順番に取り上げていく(トリエンナーレボランティアさんの関心も高い)
・勉強会は毎回担当を募る。まず基礎情報を担当者が集め、そこから調べる人、発表する人を割り振っては。
例:「何か展示を見てきた人に情報や感想を話してもらう」「関連書籍を調べてくる」「作家についてのレビューを集めて評価を知る」etc.
・1回で次の作家に行ってもいいし、「初級編(基礎)1回、上級編(読書会や特定の切り口で)1回」のような形でもいいかも。
・その作家に詳しい地元美術館の学芸員など、専門家の話が聞けるチャンスがある場合は依頼してみる。
・あいトリ2013の時に鑑賞者やボランティアさんが使えるような、まとめ資料を作ってはどうか。
最後に日程について、一般の方もお仕事帰りに参加しやすい平日夜?という意見が出ました。
ほか、今後続けていくにあたっての頻度や、作家が増えた時にどうしていくか、という意見も、課題として出ました。
3、あったらいいな!こんなアートな勉強会 を語ろう
その場にいる全員で、これまでに出ていた意見(付箋で保管していたものをまた紹介)を
一度ざっとおさらいした後、更に興味や関心のあることで「勉強会」のアイデアを出し合いました!
▼以下、出た意見ラインナップ▼
●アーティスト・作品について知りたい 編●
・アートで英会話。外国人アーティストと話そう!
・アーティスト・ラン/アーティスト・イニシアティブ/継続可能なユートピア
・元ネタをたどる会(アーティストが影響を受けた音楽や作家、作品の由来などを探る)
・丹下健三を知る
・ひとつの有名な作品ができるまでに、どんな歴史があるか?(作家のターニングポイントや作品ができたきっかけなど)
・たまたまいるアーティストと語ろう!
・パフォーミングアーツガーデンに参加されたアーティストの勉強会
●アート全般について知りたい 編 ●
・作品ができるまでの舞台裏を知ってみよう(美術作品だけでなく、舞台-パフォーミングアーツの文字通り舞台裏など)
・ディープな読書会 (美術評論や美術書、作家の書いた言葉(著作)を読む)
・展覧会や劇場(ダンス・演劇公演)に行く前に聞きたい話!が聞ける勉強会(行った人に話を聞いたり。聞くと10倍楽しめる!)
・アート関連映画鑑賞会(例:赤い風車、ポロック、ブリューゲルの動く絵 等。観てきて感想を語り合ったり、上映したり)
・建築と美術の歴史勉強会 (『建築』の分野が、どのようにして『美術(アート)』とつながってきたのかを知りたい)
・美術の教科書に載せたい、または載るであろう愛知県ゆかりのアーティスト・作品予想ランキング(トリエンナーレ会期中)
・体を使って体験する勉強会。例えば静岡の「ロダン体操」など。実際にやってみたり。
・アート映画漫談&ビデオ図書館構想 (専門家の方を招いて、普段あまり知られていないようなディープな映画作品の魅力を知る)
●活動を蓄積・アーカイブ化していきたい 編●
・なんでもアーカイブテーブル(参加者が見たり体験したアート情報を、ツキイチでもいいから集まって収集・アーカイブ化する)
・日本のアートプロジェクト・国際展探訪(内容をはじめとして、運営主体や規模、財政、ネットワークなども調べて蓄積。
誰でも参照できるような形で残していく。簡単に、行った人がまとめの場を作って、話したことを記録したり)
・日本のアートセンターめぐり(経営方法や規模、主体、財政基盤、ネットワークなども調べてアーカイブ)
・アートラボあいちの使い方(他のアートセンターの事例に詳しくなって、アートラボあいちにも還元→応援しよう)
・アーティストのツイッター語録アーカイブ
●その他~(勉強会に限らないもの)自ら発信、提案しちゃおう 編●
・パフォーミングアーツを安く観るには (例えばこの地域で無料で行われている関連の情報がすぐわかるといい)
・長者町行軍ワークショップ(一般の人でも気軽に参加できるパフォーマンスを考えて、みんなで町を歩いてみたり)
・伏見の駅の壁面を、現代アートで染め上げる方法を考えちゃおうデスク(2013あいちトリエンナーレに向けて、企画を提案したい)
・ブログを開設するところから始めるアートブログ講座(Webでの登録の仕方から始まって、作品写真の撮り方など技術的な部分もサポート)
4、振り返り、今後の告知
今回の話し合いを振り返って、決定事項の確認などを行いました。
その中で、実際にテーブルを実現していく時の流れについてや、
「ある程度のシステム化も必要」「誰がどう関わっていくか」など、引き続き考えるべき課題も明確に。
後、参加者同士で告知やオススメ展示等の情報交換を行い、終了しました。
******************************************************************************************************
今回の話し合いは、キックオフミーティングでの成果をふまえて
更にテーブルの実現可能性を探るような展開になりました。
前半は、勉強会の最初のテーマとして取り上げることになった石上純也氏について
資料を前に熱く語る方や、逆に作家さんについてよく知らない方は興味を持って聞いていたり
それぞれが違う視点を持って意見や疑問を出し合ったりと、プチ勉強会のような雰囲気に!
そして後半は、前回出ていた意見を下地に、参加者それぞれが書いたアイデアを
順番に皆で読みながら意見交感の場を持ちましたが
これいいね!な意見や、どういうこと?な疑問、知らなかった!という発見や驚きが次々に生まれ
その交流自体がとても刺激的でわくわくする時間になっていたように思います。
また、今回出た意見やアイデアは、前回よりも少しだけ進化していたようにも感じました。
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