【レポート】ツキイチテーブル#37
ツキイチテーブル第37回目は、名古屋で9年ぶりの大雪となった日の翌日の開催だったので、道路は積もった雪が凍ったり水浸しになったりしたこともあって、参加人数は少なめでしたが、それでもこの日ははじめて参加するという方もきてくださりました。
ツキイチテーブルは、月に一度アート好きなひと同士が顔を合わせておしゃべりや情報交換することと、もうひとつはロプロプであんなことやってみたい、こんなことやってみたいとアイデアを出し会う、誰もが参加可能な企画会議をするというコンセプトとなっています。
しかしアイデア出しをする企画会議となると、参加者それぞれがなかなか億劫な心持ちとなるのか、ここのところはツキイチテーブルで企画会議のために時間が割かれることが少くなってきていて、ただただおしゃべりに終始してアイデアを出し合うことは全くやらずに終わることが多くなりました。
ロプロプでは企画やイベントのことを『テーブル』と読んでいるのですが(実際にテーブルを囲んで企画やイベントを催したり、打ち合わせをしたりすることの比喩から)、なんとなくテーブルとして単独で開催するには詰めが弱い“試し打ち”のようなテーブルを、ツキイチテーブルの枠で実施してみる、ということも増えてきました。
しかしそれでは、ロプロプがおもしろいものとなるための鍵である「誰でも参加して提案できる企画会議の場」としての機能が弱くなっていき、ロプロプはコア参加者のみが企画立案をして、多くの参加者はイベントなどを受身で参加するだけ、という構図に収まってしまいます。
これをどうにか打破できないか、少しでも解消できないか。企画会議としての重苦しさや、提案やアイデア出しに二の足を踏むことについてどうにか緩和できる方法はないかと、今回のツキイチで参加者のAさんは『フロンティアテーブル』という考え方を発案しました。
『フロンティアテーブル』の考え方をざっと噛み砕いて説明するならば、これまでのロプロプのテーブルは、基本的にアートやパフォーミングアーツ等をトピックとしていて、かつコンテンツとしてある程度固まっているようなものが開催されてきました。
『フロンティアテーブル』はそうではなく、アートやパフォーミングアーツにあまり直接的に関係していなかったり、またコンテンツとして完成度が高いとはとても言えないようなもの、つまりは「思いついたのでとりあえずやってみます」といったようなものでも、できるだけ拾って実行してみようじゃないか、という考え方です。
その中で『フロンティアテーブル』として実際やってみて、結果的に面白かったり、「アートっぽい」「コンテンツとしてしっかりしてるっぽい」ものを、“ちゃんとした”テーブルとして格上げさせられるものはさせたらいいんじゃない?というものです。
この日も『フロンティアテーブル』の考え方とその枠組みの提示があってから、アイデア出しのバリエーションは増え、また何が“フロンティア”で何が“ガチ”のテーブルであるかなど、議論も弾んで行きました。
しかしアイデアがどのようなものであったとしても、それを誰が企画して担当するかがなかなか決まらないという課題は依然として残りました。提案者が実行できるようにまわりが促したり、場合によってはお願いしたりするなどできたらいいのかもしれません。
そんなこともこれからのツキイチテーブルの場で議論できればと思います。
(担当:田中)
ツキイチテーブルは、月に一度アート好きなひと同士が顔を合わせておしゃべりや情報交換することと、もうひとつはロプロプであんなことやってみたい、こんなことやってみたいとアイデアを出し会う、誰もが参加可能な企画会議をするというコンセプトとなっています。
しかしアイデア出しをする企画会議となると、参加者それぞれがなかなか億劫な心持ちとなるのか、ここのところはツキイチテーブルで企画会議のために時間が割かれることが少くなってきていて、ただただおしゃべりに終始してアイデアを出し合うことは全くやらずに終わることが多くなりました。
ロプロプでは企画やイベントのことを『テーブル』と読んでいるのですが(実際にテーブルを囲んで企画やイベントを催したり、打ち合わせをしたりすることの比喩から)、なんとなくテーブルとして単独で開催するには詰めが弱い“試し打ち”のようなテーブルを、ツキイチテーブルの枠で実施してみる、ということも増えてきました。
これをどうにか打破できないか、少しでも解消できないか。企画会議としての重苦しさや、提案やアイデア出しに二の足を踏むことについてどうにか緩和できる方法はないかと、今回のツキイチで参加者のAさんは『フロンティアテーブル』という考え方を発案しました。
『フロンティアテーブル』の考え方をざっと噛み砕いて説明するならば、これまでのロプロプのテーブルは、基本的にアートやパフォーミングアーツ等をトピックとしていて、かつコンテンツとしてある程度固まっているようなものが開催されてきました。
『フロンティアテーブル』はそうではなく、アートやパフォーミングアーツにあまり直接的に関係していなかったり、またコンテンツとして完成度が高いとはとても言えないようなもの、つまりは「思いついたのでとりあえずやってみます」といったようなものでも、できるだけ拾って実行してみようじゃないか、という考え方です。
その中で『フロンティアテーブル』として実際やってみて、結果的に面白かったり、「アートっぽい」「コンテンツとしてしっかりしてるっぽい」ものを、“ちゃんとした”テーブルとして格上げさせられるものはさせたらいいんじゃない?というものです。
この日も『フロンティアテーブル』の考え方とその枠組みの提示があってから、アイデア出しのバリエーションは増え、また何が“フロンティア”で何が“ガチ”のテーブルであるかなど、議論も弾んで行きました。
しかしアイデアがどのようなものであったとしても、それを誰が企画して担当するかがなかなか決まらないという課題は依然として残りました。提案者が実行できるようにまわりが促したり、場合によってはお願いしたりするなどできたらいいのかもしれません。
そんなこともこれからのツキイチテーブルの場で議論できればと思います。
(担当:田中)
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