【レポート】ツキイチテーブル#28
3月のツキイチテーブルは「AAF2013のアートプロジェクトの魅力、
お話しします」 をテーマに、ロプロプがAAF2013を通じて見たもの、
知ったこと、感じたことをお話ししました。
AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)は、全国の市民グループ
やアートNPO、アサヒビールなどが協働で開催するアートのお祭り
で、「未来」を展望し、「市民」が主体となって企画・運営し、
「地域」の魅力を引き出し、コミュニティの再構築をめざすアー
ト・プロジェクトが集まり、つながっています。
ロプロプは2012年度から参加しています。今年度は3回開催される
ネットワーク会議や報告会に参加したほか、交流支援プログラムで
鞆の津ミュージアムを訪問したり、メンバーが検証委員や実行委員
としてAAFに関わり、各地のプロジェクトを訪問しました。
(アサヒ・アート・フェスティバル http://www.asahi-artfes.net/)
交流支援プログラムで訪れた「鞆の津ミュージアム」は、広島県福
山市にある「アール・ブリュット」を専門的に展示する美術館です。
「アール・ブリュット」は、正規の美術教育を受けていない人が作
った作品のことです。
私たちが訪れた時に開催されていた企画展「ようこそ鞆へ遊ぼうよ
パラダイス」の展示作品を紹介、参加者からは「この作品はどうや
って作られているの?」などといった質問があり、興味津々の様子
でした。
交流支援プログラムの時に「鞆の津ミュージアムの企画・広報」に
ついても取材しました。鞆の津ミュージアムの企画・広報は「スタ
ッフが面白いと思ったことをやる」ということで、ワンコイン館長
などのアイディアを紹介すると笑いとともに「なるほど」と意外な
発想に参加者はうなずいていた様子でした。
(鞆の津ミュージアム http://abtm.jp)
続いて、検証委員として3カ所のプロジェクトを訪問した加藤、実
行委員として2カ所のプロジェクトを訪問した三浦が、各プロジェ
クトの作品や感想について、写真を交えながら報告をしました。
どのプロジェクトも、作品や展示されている場所などに個性があり、
参加者からは「こんな面白い展示が、日本各地で行われていること
を知らなかった」という感想がありました。
・遊工房アートスペース http://www.youkobo.co.jp
・船坂里山芸術祭推進委員会 http://funasaka-art.com/
・マイクロリサーチ/ON AIR http://komyoji-kaikan.blogspot.jp
・こうふのまちの芸術祭 http://kofuart.net
・とがびアート・プロジェクト http://www.gakko-bijutsukan.com/
今年度のロプロプは、AAF2014参加プロジェクトとして「アート
オーディエンス筋トレテーブル」を開催します。2012年から始めた
企画で、アートの現場で活躍されている方をお招きして話を伺い、
鑑賞者としての力をつけようという企画です。
また、AAFとの共催で「AAF学校」を名古屋で開講します。AAFを立
ち上げた加藤種男さんを講師に迎え、プロジェクトを取材して、人
に伝えることを学ぶ講座です。、
2014年度も、アートを通じた交流ができるテーブルを作ってまいり
ますので、よろしくお願いします。
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