2012年5月13日日曜日

【レポート】AAF2012 『ネットワーク会議』のご報告


一月ほど前にはなるのですが、わたしたちロプロプは『アサヒ・アート・フェスティバル2012』のネットワーク会議に参加しました。
遅くなりましたが報告をまとめましたのでご覧ください。



全国のアートNPOや市民グループ、アサヒビールなどが協働で開催する、アサヒ・アート・フェスティバル(以下AAF)
財団法人アサヒビール芸術文化財団による、日本全国のアート活動に取り組む団体の活動や、ネットワーク形成を支援する、助成金プログラムです。
ロプロプは今年度から、AAFへ参加をしています。

先月の4/14,15の2日間、わたしたちロプロプのスタッフは、AAFの全参加団体が一同に顔を合わせる『AAF2012ネットワーク会議』へと参加してきました。
会場は東京の浅草、アサヒビールの本社に隣接する、アサヒアートスクエアです。
『AAF2012ネットワーク会議』は2日間の日程で行われました。




ネットワーク会議初日は、全参加団体の約50組の団体が、各々3分間の持ち時間で、地域や活動についてのプレゼンテーションを行いました。
正直なところ、これだけ多くの参加団体が参加して、私たちはそのすべての団体のプレゼンを集中力を途切らせずにしっかりと聴くことができるか、当初は不安でした。
しかし、テンポよくわかりやすいプレゼンや、巧みで抱腹絶倒なプレゼンなど、私たちは一切退屈する暇がないままに進みました。
司会進行の方と各プレゼンターとの軽妙なやりとりも大変面白くて、プレゼンの合間合間では大きな笑い声が飛び交う、愉快なプレゼンの現場となりました。
これだけたくさんの団体のプレゼンが行われるものなので、その中に埋もれてしまわないよう、私たちは事前にどうすればわかりやすく私たちの活動を伝えられるかを何度も練り上げました。


プレゼンは、ロプロプスタッフの安井さんが行いました。




私たちにはしっかりとプレゼンの準備をしてきたという自負があるので、不安はありませんでした。
プレゼンをした安井さんは若干の緊張はしていたかもしれませんが、私たちは絶対の安心感を抱いておりました。
そして結果、ロプロプスタッフ全員が満足がいく内容のプレゼンをすることができました。
私たちの活動や理念など、もっとも伝わりやすいかたちで説明できたと思います。


そして、私たちは全参加団体のプレゼンを聴いて、面白そうな活動や、有意義な活動をされている全国の団体を、たくさん発見することができました。
全プレゼン終了後、同じ会場でアサヒビールを手にとっての交流親睦会がはじまりました。全国の面白そうな団体の方々や、AAFの事務局の方々などたくさんの方々と、
有意義な話から雑談まで、大変面白い話をすることができました。そしてたくさんの面白いことをしている人たちと知り合うことができました。


ネットワーク会議2日目は、運営での事務手続き等の説明が行われた後、参加者間のランダムな組み合わせによるグループディスカッションなどが行われました。




各団体の参加者同士が交流して話を深め合うとても良い機会となりました。その場で私たちは尾道からの参加団体の『OPEN STUDIO  /  ON AIR』の方々と仲良くなって、その後一緒にお昼ごはんを食べにも行きました。
くだけた話からアート活動についての話、愚痴やこぼれ話など、ついつい話が盛り上がってしまい、そのせいで午後からの円卓会議には若干の遅刻をしてしまいました。。。

そして午後から行われた全参加者による円卓会議では、特に長年AAFに参加されている方々から団体の運営や、行政やまちとのやりとりなど、現実的に直面する問題や解決方法、取り組みなど、
様々な意見が飛び交いました。その中で初参加の立場として、わたしたちがこれからすべき役割など、認識しなければいけない問題など、たくさんのことを考えることとなりました。



ネットワーク会議については、ロプロプと同じ名古屋から、AAFの参加団体として先輩である『長者町まちなかアート発展計画』のレポートもぜひぜひご覧ください。

AAFでわたしたちロプロプがどのような役割を担うことができるか。まだまだ未知数です。
だからこそ『鑑賞者』が主体となっている私たちの活動を提示して、その面白さを全国に伝えていければ、と思っています。
快晴の春の浅草では、スカイツリーを見に来られた観光客の方々の笑顔とも相まって、とても楽しい気持ちで過ごせました。
お昼に浅草の定食屋さんで食べた鯖の文化干し、おいしかったです。

(田中)

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