【お知らせ】2015年10月2日(金)オーディエンス筋トレテーブル サテライト 篇 第3回「教えて櫛野さん!“美術が淘汰してきた何か”を見つめ直すこと」 の ご案内

※10月1日18時38分追記※
事前申込の受付は終了致しました。明日(10月2日)当日参加の場合は、事前申込のかたを優先してご着席いただきます。
※追記ここまで※

広島県福山市にある美術館「鞆の津ミュージアム」をご存知ですか?

死刑囚、知的障害者、ヤンキー、日雇労働者、高齢者、スピリチュアル、ホームレス……。

こういった、一見するとアートとはかけ離れた題材をテーマに企画展を手がけ、その挑戦的な展示姿勢から各所で話題となっている美術館です。


今回の「オーディエンス筋トレ」講座では、同館のキュレーター:櫛野展正(くしの・のぶまさ)さんをお招きし、「“美術が淘汰してきた何か”を見つめ直すこと」と題したレクチャーを開催します。

◇◇◇

同館が、一見するとアートとは距離がある題材を扱う背景には、何があるのか。櫛野さんは「アールブリュットを提唱したジャン・デュビュフェという画家との闘い」を掲げています(⇒参照)。

今回は、櫛野さんのお取り組みをご紹介いただきつつ、人間の表現がそなえた多様性と彩り、日本において「美術」が淘汰してきたもの、今なお射程外にあるもの、そして「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」をめぐる情況などについて、お話しいただく予定です。

名古屋でのトークイベントはなんと初のこと、質疑応答にもたっぷりと時間を取る予定です。ぜひお足をお運びください!



◇ イベント概要
名称: 「教えて櫛野さん!“美術が淘汰してきた何か”を見つめ直すこと」
日時: 平成27年10月2日19時00分~21時00分
会場: 長者町トランジットスタジオ2階
愛知県名古屋市中区錦2-11-13
地下鉄「伏見」駅 1番出口より徒歩5分
地下鉄「丸の内」駅 1番出口より徒歩5分
地図:http://bit.ly/trasta
参加費: 1,000円
主催: Arts Audience Tables ロプロプ
特別協賛: アサヒビール株式会社
助成: アサヒグループ芸術文化財団
お問い合わせ: info@loplop.org

◇ お申込方法:
下記フォームからお申込ください(※イベント名=「10月2日イベント」)。
http://bit.ly/loplop555



◇ 櫛野展正(くしの・のぶまさ)さん
昭和51年・広島県福山市生まれ。岡山大学教育学部卒。社会福祉法人「創樹会」福山六方学園勤務。同法人が運営する鞆の津ミュージアムでは、開館時よりアートディレクターを務める。
※ ご本人のツイッター(⇒参照

◇ 鞆の津(とものつ)ミュージアム
平成24年5月開館。広島県福山市鞆の浦で築150年の蔵を改修した美術館。アール・ブリュットに特化した施設としては全国で3番目となる。キャッチコピーは「ようこそ 小さな実験室へ」。最後の企画展「障害(仮)」を開催中。
※ 公式サイト(⇒参照



◇ 「Arts Audience Tables ロプロプ」って?
名古屋を中心に、美術・ダンス・演劇・映像といった同時代の芸術文化を、鑑賞者(=オーディエンス)の立場から、ともに体験する・学ぶ・伝える場(=テーブル)を作る。そんな活動をしています。平成23年発足。

◇ 「オーディエンス筋トレ」って?
平成23年より不定期に開催しているシリーズ企画です。同時代のあらゆる表現のオーディエンス(鑑賞者)として筋力アップするために、さまざまなゲストをお招きしてレクチャーを頂戴しています。本年度は、東海エリア以外からのゲストを中心に開催しています。
・本年度1回目:教えて清水さん!~地域にひらくダンスの話~(8月22日、⇒参照
・本年度2回目:教えて小倉さん!~現代美術ってなんですか?~(9月5日、⇒参照

コメント