【レポート】ツキイチテーブル#20『オーディエンスはミタ!〜あいちトリエンナーレ開幕直前編〜』のご報告


気づけば記念すべき20回目となっていた7月のツキイチテーブル。
直前の告知にも関わらず、たくさんの方々にきていただきました。


今回は「オーディエンスはミタ!~あいちトリエンナーレ開幕直前編~」という特別企画。
アーティストサポートの様子を聞いたり、建築、演劇など得意分野がある人に
お勧めを教えてもらったりしました。



アーティストサポートの中では、
「名和晃平さんはイケメンだった!しかし、作品の内容については、一切オフレコなので言えません…」
とか、
「Nadegata Instant Party のプロジェクトに毎日のように参加している。

親子(成人した子と一緒に)参加している人たちが意外に多い。
これまでのアーティストサポートではあまり無かったので驚いた」
とか、中には、
「丹羽良徳さんがプロジェクトの一環として開催したカール・マルクスの195歳の誕生日会に参加した。
丹羽さんのベレー帽は北欧製(フィンランド製?)らしい」
というマニアックな情報まで…
他にもたくさんお話ししていただきましたが、ネタばれの危険もあるので、
その他の具体的なお話しついては今回は割愛させていただきます。

今回の会の様子はといいますと、
このときは発売されたばかりだったのガイドブックがすでに大活躍。
誰かが「○○さんの作品が気になっていて…」と話し出すと、
すかさず「○ページに載っている人ですね」と見つける人がいて、
そして、みんなページをめくって開いて…というように、
ガイドブックを教科書にしての事前勉強会のような雰囲気がいつの間にかできていました。

さらに、何気なく前日にツイッターで呼びかけたら
企画コンペの出展アーティスト・河村るみさん(AMR)が遊びに来てくださり、
色々お話を聞くことができました。
長者町の会場で、AMRのメンバー3人がそれぞれ、「関係性」をテーマに作品を製作するそうで、
詳細はこちら→http://aichitriennale.jp/artist/amr.html
ということで、参加者も興味津々でした。

他には、この日集まったオーディエンスの開幕直前ならではの悩みで盛り上がりました。
それはみなさん共通して「毎週末のスケジューリング、困るよね」というもの。
アーティストサポートにも行きたい、製作中の作品を観にも行きたい、
トリエンナーレが始まって忙しくなる前に他の美術館やギャラリーに行っておきたい…etc
中には、「いかにして仕事を抜けるか…」と試行錯誤しているオーディエンスも。

2時間という時間もあっという間に過ぎ、話し足りない面々でしたが、
それも2回目となるあいちトリエンナーレへの期待の表れだったと思います。

さて、開幕まであと4日。
どんな作品が、出来事が待っているのか。
オーディエンスのみなさん。
お互い体調管理には気をつけて、存分に楽しみましょう!

(T.Y) 

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