【レポート】ツキイチテーブル#23『トリロスの先に~おらたち、いつでも夢を~』のご報告

10月29日、名古屋市内の喫茶店にてツキイチテーブル#23が開催されました。
トリエンナーレ閉幕直後ということで、熱狂した二ヶ月半の振り返りが主な話題。


 


「私が楽しんだトリエンナーレ」や「どの作品が家に欲しい
か?」等トリエンナーレへの愛を、ざっくばらんにフリートークしていきました。

実際には懸念していたトリロス(*1)は、それほどありませんでした。というのも、楽しいイベントはなにもトリエンナーレだけではないからです。
今後も地元には、楽しみなイベントが溢れている。そこに目を向けずに何がオーディエンスか!(キリッ
というわけで、今後に控える展覧会何を見る?と、オーディエンスは今日も元気に情報交換しました。

ただ一つだけ、喪失感を生んだのが、アートラボあいち閉館というニュースでした。(http://www.artlabaichi.net/alablog/)


あいちトリエンナーレ2010と2013とを繋ぎ、展覧会の情報や若い作家さんと出会うことができる開かれた場でした。
作家さんだけでなく、トリエンナーレをきっかけにアートに興味を抱いた人を支えてくれる場でもありました。

限られた予算の中で、楽しいイベントやワークショップを継続して頂いたことに、今はただただ感謝と尊敬の心でいっぱいです。

スタッフの皆さま、たいへんお世話さまでした。ありがとうございました。




*1トリロス →Aichi Triennale Loss.「会期中熱心に参加し過ぎた所為でトリエンナーレ閉幕後に苛まれる猛烈な心理的喪失感」を意味する造語。

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