2014年10月11日土曜日

【レポート】第5回『観る・書く・伝えるアートレビュー筋トレテーブル2014』(最終回)

10月4日(土)、アートレビューを書くための講座「アートレビュー筋トレテーブル」もとうとう、と言うより、もう?!最終回を迎えました。8月末からほぼ1週おきに開催してきたこの講座ですが、本当にあっという間です。

講師の福住廉さんも受講生もすっかり打ち解け、その証拠にテーブルの上にはお菓子がたくさん。
(受講生のMさんは、手作りのアップルケーキを持ってきてくださいました♥
不肖私めは、講座の前に訪れた岐阜県美術館で購入したルドン飴を持参。これオススメです)

和やかな雰囲気の中、まずは提出したレビューの添削結果の返却から。
この講座では、レビューは何本書いても書いただけ提出してよし!ということになっているのですが、今回はみんな出すわ出すわ……。

前夜は提出先のメーリングリストからのメール着信音が遅くまで鳴り続ける始末。ギリギリまで添削してくださった福住さん、本当にありがとうございました。
福住さん曰く「みんな、か・な・り掴めてきた」。
そう、ここへ来てみんなようやくエンジンがかかり、文章を書くことがどんどん楽しくなってきたのでした。

そして、今回も主に文章構成について詳しく解説していただきました。題材は、受講生が提出したレビューや、雑誌『Forbes JAPAN』に福住さんが連載しているアートレビューです。キーワードをどう構成に活かすかなどを学びました。
また、これまでに自分が書いた物を再読して比較し、共通するキーワードを抜き出して、それをもとに書き直してみるのも一つの手だというアドバイスも。
そして、掴みかけたものをいかに今後につなげていくかが主なトピックとなりました。

その中で出た話しは、やはり今回は短期間に連続して講座を実施し、集中的に文章を書いたのが功を奏したこと、継続して書かなければ文章力がつかないということでした。おお、まさに「レビュー筋トレ」。この講座のタイトルが言い当てているではないですか(全くそんなことは考えずに命名されたのですが……)。

講座修了後は、同じトランジットビルの地下にあるアートスペースN-Mark B1で開催中の森田美里展を見学。

その後は、長者町の居酒屋で打ち上げです。昨年度の受講生も加わり、深夜遅くまで語り合ったのでした。

まだまだ文体獲得の途上にある私たちですが、こうして今年度のレビュー講座はこの日でいったん終了しました。福住さんからは、みんながどんどん伸びていく手応えを感じて楽しかったというお言葉をいただきました。本当にありがとうございます!
受講生の間では、今後もレビューを書くという活動は活発に続けていこうと話し合っています。まずは講座の課題として書いたレビューをウェブ上で発表する予定ですので、またこのブログ上でお知らせします。
俺たちの旅はこれからだ!

※2014/10/19追記:
5回の講座では足りない!ノってきたところで終わってしまう!
・・・というわけで、補講決定。あと2回、通信講座形式でもう少し筆を磨くことになりました。

(なお)

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