2013年9月25日水曜日

【レポート】ツキイチテーブル#21『オーディエンスはミテキタ!』

8月28日のツキイチテーブルは、「オーディエンスはミテキタ!」と題して開催しました。
7月の「オーディエンスはミタ!~あいちトリエンナーレ開幕直前編~」に続き、あいちトリエンナーレ2013について語り合うスペシャル企画です。
(開催概要はコチラ

始まってすぐ、Kさんの姿が。これまで「ロプロプのイベントに参加したいけどなかなか予定が合わない」とよくスタッフに声をかけてくださっていた方です。
しかもお友だちと一緒に・・・?

と思ったらなんと、昼間愛知芸術文化センターでトリエンナーレの展示を見ていたKさん、ベロタクシーで長者町会場に移動する際にたまたま同乗した方を誘って来てくださったのでした。
その方は関東からあいちトリエンナーレを見るために来名され、これまで横浜トリエンナーレやシンガポールビエンナーレでボランティアの経験もあるという芸術祭上級者。
そうした経験談をお聞きしたり、翌日はどこをどう見たらよいかという質問にみんなで答えたり、予期せぬ交流をすることができ、ボルテージが上がりました。

また今回は、ロプロプのイベントでは恐らく最年少となる、高校生も参加してくれました。
トリエンナーレではアーティスト・サポートに加わったり、会場運営ボランティアをしたり、フルに楽しんでいる様子。翌日は、やなぎみわ演劇公演「ゼロ・アワー ~東京ローズ最後のテープ」のゲネプロ(高校生無料。トリエンナーレブラボー!)を観ると胸をときめかせていました。
渇いた砂が水を吸うようにさまざまなことを吸収している瑞々しい様子と、しっかりした受け答えを見て、「将来どんな大人になるんだろう?」と現・大人たちは眩しく思うばかりでありました・・・・・・。

それ以外にも、もちろん「オーディエンスはミテキタ!」「それでどうだった?」ということで、具体的な情報交換や、あの作品が良い、あれは好きじゃない、あれはどう思う?など意見交換をしたり。
あっという間に会場であるカフェの閉店時間がやってきました。

この日はまだすべての会場を回り切れていない人も多かったですし、また、自分とは違う感想を聞いて、作品をもう一度見てみよう、という人もいました。
じっくりと芸術祭を味わえるのは、地元開催ならではの楽しみですね。
この日話した感想や意見も今後変化、あるいは深化していくのかもしれません。
またこうして自由に話せる場をロプロプで設けられたらいいなと思います。

9月のツキイチテーブルについては、もう間もなくお知らせします。

(なお)

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