2013年6月26日水曜日

【レポート】第4回 『観る・聞く・伝える アートレビュー筋トレテーブル』

「観る・聞く・伝える アートレビュー筋トレテーブル」第4回目報告
「アートレビュー筋トレテーブル」、
第4回目のレポートをお届けいたします。

※アートレビュー筋トレテーブルについては、
こちらを参照↓
http://blog.loplop.org/2013/04/blog-post.html

6月22日、梅雨らしい天気が続いたその週末でお天気がかなり心配でしたが、
なんと、その日に限って名古屋は「晴れ」!! すごい!!
このレビュー筋トレ関係者の中にきっと晴れ男か晴れ女いるぞと確信しながら迎えた日でした♪

レビュー筋トレも4回目、課題もそろそろリライトあり、新作ありと
バラエティ豊かにそろってきました。
(新作を書くにあたって福住さんからは『最初の課題と違って、メンバーが観ていない展示について書く場合もあるので、
《観ていない人に伝える》ということを意識してみてください』というお話がありました)



が、今回は前回から1ヶ月ほど間があったためか、皆さん個々のお仕事なども
忙しくなったりで、締切を過ぎての提出になったり、残念ながら出せなかったり・・・といった事態も(><)
なかなか、社会人で時間も限られた中、コンスタントにモチベーションを維持するというのは難しい。
そんなことを実感した回でもありました。

それでも提出できた人もできなかった人も、ほとんどの方が出席され、頼もしい限り!
提出できた人はその添削を、添削が間に合わなかった人は後日ということで、
今回もまずその返却から始まり、本編に入っていきました。


導入として、書くことに苦手意識のある人はどうすれば良いか?についてお話があった後、
例文を読み込み、それについて解説。


なかなか、書いていると自分の言いたいことがありすぎて、
文章に余計な「ぜい肉」が付きすぎてしまうことがあるなあと、お話を聞いていて思いました。
段落を分けるということは、そういうお肉たちをそぎ落としていく作業の
準備なのかもしれません。段落は文章の『骨組み』。この言葉が印象的だった前回(第3回目)、
その内容をふまえての例を示しながらの解説と分析で、テクニック的な部分も教わりながら進みました。

お話の最後では、書き悩んでしまう人もそうでない人も、レビューだからといって
肯定的な内容ばかりでなくても良い、もっと書き手の気持ちが出るような、
自分自身をさらけ出すようなレビューがあってもいいんだよ という言葉が。

そしてもし自分が観てどうしても好きになれない、どうも嫌いかも
といった感想を抱いたとしても、そこから掘り下げて「なぜそう感じるのだろう?」を
テーマに書いてみてもいい。と。

これは新鮮な驚きでした。普段なかなか、自分の好きなものについては
書こうと思えても、その反対について深く掘り下げてみる、ということはあまりありません。
でも、もしかしたらそこにこそ、大切な自分自身の視点が隠れているかもしれないのです。

もちろん無理してそんなレビューを目指さなくてもいいですが、
これからはそういうものに出会った時にちょっと立ち止まって考えてみるのも
いいかもしれない。そうすることで何か幅が広がっていくような、そんな予感がした回でした。

次回はいよいよ前期最後の5回目、新作リライト共に
とても楽しみになりました。暑い夏もすぐそこ!気候の変化に負けずに
書くことを楽しんでいけるといいなと思います^^

文責(かがみ)


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